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2012年1月28日土曜日

処分取消裁判を支援する会ニュース(第79号)

累積加重処分
(戒告・減給1月・減給6月・停職1月)
一括取消裁判 地裁判決
鳴け!ホトトギス、高らかに!!判決日は、ツツジ咲く
4月19日(木)13:10第 527号

 無期延期されていた東京地裁民事第19部(古久保裁判長)の判決日が通告された。去年の8月結審から8ヶ月、最高裁第一波・第二波不当判決を経てようやく決定したようだ。
 4段階の処分量定を一括併合し、その取消を求めている。改めて請求内容を列挙する。

一,都教委「10・23通達」、八王子市教委「9・22通達」「12・8通達」及び校長の職務命令は、教育の自由(不当な支配禁止、憲法第23・26条)の侵害である。
二,「日の丸・君が代」に対する一律起立・斉唱の強制は、「国旗・国歌・国家への忠誠」「敬意の表明」を拒否する歴史観・社会観を直接的に抑圧し、憲法第19条に違反する。国旗国歌法・学習指導要領は強制を根拠付けていない。
三,強制下の不起立・不斉唱は、生徒に異なる考え・行動を示す教育実践であり、正当な校務は処分の対象ではない。特に、初回の戒告処分はその後の累積加重処分の出発であり裁量権の逸脱・濫用である。
四,違憲、違法な「通達」や職務命令に服従することは、受動的ではあるが自らが憲法第99条(憲法尊重擁護義務)に反することになる。教職員に違憲行為を強要することは許されない。

 春たけなわになると、ホトトギスは高く鋭く鳴くという。あまりに鳴きすぎて血を吐き、それが地上に転々と散ってツツジの花になったといわれている。4月も半ば、東京の桜は散っても、いたるところにツツジの花が咲くだろう。赤く、白く、・・
 皆さまの傍聴をお願いします。

今後の予定 報道

*土肥裁判 東京地裁民事第19部判決 1/30 13:30 第527号
*米山訴訟 高裁口頭弁論 2/2 15:30 第822号
*東京「君が代」裁判第3次訴訟 地裁口頭弁論 2/3 16:00 第527号
*予防訴訟 最高裁第一小法廷判決 2/9 13:30
*再雇用拒否撤回二次訴訟 地裁口頭弁論 2/16 15:00 第103号
*都障労組処分取消訴訟 高裁口頭弁論 2/20
*東京小中「君が代」裁判 高裁口頭弁論 3/8

累積加重処分取消訴訟 地裁判決 4・19(木)13:10 第527号


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